仕事は質よりスピードなのか?

仕事の質とスピード、どっちを優先した方が仕事がうまくいくのでしょうか。PRESIDENT ONLINEの編集部がアンケートを行って導き出した結果によると、一般社員の回答では丁寧さ・仕事の速さのどちらも並のレベルであればいいという回答が多いという結果でした。しかし、同じ質問を管理職以上の地位にいる人にしてみると、丁寧さよりもスピードを重要視するという意見の人が一般社員に比べると多くなっているということが結果から分かりました。
 
管理職の人が仕事の質よりもスピードを重要視するのは、一般社員よりも仕事のスピードが重要であると感じている、重要だと分かっている人が多いためであると考えられます。仕事が遅く、その代わり丁寧であった場合、もしその丁寧な仕事に抜け漏れがあったら、残り時間が少なくなっている状態でミスを修正する時間を取ることになります。ミスがあるかどうか確認する立場の人からすると、ミスがたくさんあったとしても、ミスのチェックを行ってフォローをする時間が残されていた方がいいと考える人が多いのです。
   
 
仕事が速い人・遅い人がいる理由
 
実際は仕事が早いけどミスだらけである人、仕事が丁寧だけど期限までに終わらせることができない人がいる場合は、理想的なスピード・質の目標ラインを決めることが大切です。明確な目標がないと仕事が雑な人・遅い人を黙認してしまうことになってしまい、会社の仕事がよくないものになっていってしまいます。
 
仕事が遅い人の中には取り掛かりが遅いことが問題になっている人、仕事の丁寧さに対する個人的なこだわりがある人がいます。仕事の丁寧さにこだわっている人の中には、仕事が遅いことで周りの人に迷惑がかかっているという自覚がない人もいます。自分のやり方を貫いた方が個人的に仕事がやりやすいからという理由で、マイペースに仕事を進めていることが考えられるため、上司は期限に間に合わなければどんなに丁寧に仕事をこなしても、その努力に意味が無くなってしまうとはっきりと伝えたほうがいいのです。
  
逆に仕事の期日に余裕があるのに、仕事が早い方が優秀だと評価されると思いこみ、たいして自分の仕事の確認作業も行わずに終わらせてしまう人には、仕事の精度を上げていく事を面倒だと思って投げてしまっていることが考えられます。仕事が早く雑である人の場合も、仕事の仕方がマイペースであり、まだ時間が残っているのであれば目標の基準までの完成度を目指す努力をするように、上司が指導をすることが必要です。
 
担当の仕事によってもスピードと質のどちらに重きを置くかは変わってくるものですが、仕事が遅いと言われる人・仕事が雑だと言われる人は自分の仕事の仕方にある問題点をよく見つめ、少し早速め、基準の質を満たすということに注意して仕事をした方がうまくいきます。
 
 
参考:
PRESIDENT ONLINE「仕事が「雑で速い人」vs「丁寧で遅い人」どちらがエラくなるか?」